中学英語教師のレベル
今回も英語コラムなので暇つぶしにどうぞ。
まず公立中学校の先生になのはとても大変です。なってからも大変です。
多感な中学生を相手にし、わけのわからないモンスターペアレントの相手をし、事なかれ主義の教育委員会の顔色を伺い、部活の顧問でもやろうものなら土日も無く...
という現状は、私の友人の多くが教員をしていますので知っています。
知ったうえで敢えて言えば、公立中学の英語教師の英語力は低すぎます。
教師としての能力は教務能力だけではありません、が、授業がメインである以上は教務能力が低すぎるのは問題です。
では、どのくらい低いのかというと、文部省の調べでは、英検準1級レベル以上の教師はわずか28.8%です。つまりほとんどが英検2級以下なのです。
もちろん、約30%の優秀な先生がいることを忘れてはいけません。
しかし、体系的に英語を教えるには、英検準1級は最低限必要だと考えます。それが70%の先生は出来ないのです。
結果、教科書をなぞるだけの授業になるのです。
また、指導要領という指導方法を定めた決まりや他の英語の先生(特に先輩)とのバランスがあるので、超優秀な先生も自由に授業が展開できないという弊害もあります。
結果、日本人の英語力は地を這い、同じアジア圏の中国や韓国に大きく差を空けられています。
解決策として、英検準1級以上を教員免許の条件にして、取れない先生はクビにしてしまえば良いのですが、公立の先生は公務員みたいなものなので、不可能でしょう。
では、そんな英語ポンコツ先生にあたってしまったらどうするか?
自分でやる!しかありません。
恵まれたことに本屋さんに行けば素晴らしい参考書が山のようにあり、2000円もあれば手に入ります。
ぜひ、英語を本気で学びたい人は受け身にならず、自主的に動きましょう!
自分が動けば世界が変わります!