中学英語 3日で攻略

3日で英語を得意科目に

中学英単語、簡単攻略!(2日目その1)

目標:8分で読もう!

さて、文型をマスターしたら次は英単語です。
単語とは言葉の最小単位で、これ以上小さくできません。そして英語に限らず語学学習とは単語の暗記が8割と言えます。ちなみに高校受験用の英単語帳は1500単語前後が収録されているのもが主流です。

しかし、1500単語を覚える必要があるのでしょうか?結論から言えば、Noです。そもそも出る可能性が低いものを覚えても仕方ありませんし、少しくらい知らない単語が出ても大体の意味はわかります。それなら他の科目を勉強して総合点を上げましょう。中学生は忙しいのです。
そこで、単語の暗記としては入試頻出の英単語500個に絞ってしまいます。
さらに超基礎の250単語だけ覚えたら、残りは文法と共に例文ごと暗記してしまいます。

それでも多いと思うかもしれませんが、実は既に100単語くらいは既に覚えているはずです。
覚えていないよ、という声が聞こえてきそうですが、本当でしょうか?

例えば、
バナナ    banana
フード    food
ウォーキング walking
ランニング  running
ショップ   shop
ゲーム    game
デスク    desk
チェア chair
ベッド    bed
ドア     door
カー     car
タクシー taxi
オープン   open
ツイッター  twitter
インターネット internet
パソコン   personal computer
スマートフォン smart phone
バードウォッチング bird watching
スカイダイビング  sky diving

ほら、カタカナ語として↑のほとんどを知っているはずです。そして、英単語はスペルが書けなくても読んで意味が分かれば多くの問題が解けます!
まずは既に知っているカタカナ語を英語とリンクしていくこと、これが一番楽な中学英語攻略の近道です。

そして英単語を覚えるために大切なことは、
『英単語を繰り返し見る』こと。
矛盾しているように聞こえますが、『英単語を覚えようと思ったら覚えてはダメ』です。 
1秒で1単語、スペルと意味を何度も繰り返し見ることが大切です。 
500単語×1秒=500秒=約8分20秒
1回8分ちょっとなので覚えるまで10回でも20回でも繰り返し見てください。5回目くらいから知っている単語が増えてきて楽しくなるはずです。
スペルの確認は受験直前に1回やれば十分です。

こう話すと逆に、たった500単語で足りるのか?と不安になるかもしれませんね。
結論から言えば、高校受験問題の90%もカバー出来ます。(私立や自校作成を除く。)

さらに、難しい単語が問題文にあっても注で訳が付くのでそもそも覚える必要がありません
そして90%以上の単語が分かると言うことは、分からない単語は10個中1個あるかないか、ということになります。

では実際に東京都立高校の過去問の一部を見てみると、1つの文章(英単語数355個)のうち、

代名詞(I,you,itなど)40個
前置詞(in,on,at,forなど)26個
be動詞23個
冠詞(a,an,the)19個
人名9個
注が15個

よって、全体の1/3以上の132単語はわずか20個程度の超基礎単語が繰り返されており、この傾向はほぼすべての公立高校受験問題に該当します。

なんだか中学レベルの英語なら行けそうな気がしてきませんか?
それでは、次回は覚えるべき英単語50をお伝えします。