私の英語学習歴(後半)
前半で大学1年の夏休みに英語の発音を修正したところまでお話ししました。
その結果、私の英語ライフは華やかなものになったのでしょうか?
『否!』
そんなに英語習得の道は甘くありませんでした。
それはそうですよね、単語レベルの発音が良くなっただけですから。
次に何をするべきかを考え、短い会話文の暗記を開始しました。
というのも、大学の授業はお話ししたように英語で行われ、教授たちからも英語で質問をされます。yes no で答えられるものは良いですが、意見を求められるとI think .. . で止まり、skip me といって逃げてばかりいました。
そして英語のできる学生がペラペラと冗談混じりに流暢な英語で応答しているのを情けない気持ちで聞くともなく聞いていました。
そこでなんとかまともに返答が出来るように会話文を覚えようと思ったのです。
会話文も色々試しましたが『瞬間英作文』が最も効果的でした。
瞬間英作文の詳細については別ページでお話ししたいと思います。
さて、その後の私は家庭教師と塾のアルバイトを始め、自分の勉強よりも子供に勉強を教える方が面白くなってしまい、ろくに大学にも通わなくなっていました。
しかし、単語の暗記は継続して大学卒業時にはTOEIC800点、英検準1級、単語力12000語ぐらいのレベルにはなっていました。
そして働きたくないという理由で別の大学の大学院に進学します。
こちらも経済系で英語はあまり関係がなかったですが、論文は英文なので大分楽でした。こう話すと大学院まで出てる人に言われても、と思われるかも知れませんが、文系の大学院は進学も卒業も相当楽なのです。結局、ほとんど専攻の勉強をしないまま卒業となりました。
この頃は就職を考えてTOEIC対策を多少したので860点レベルまでは英語力も伸びていました。だんだんスコアが上がるにつれて伸び悩みもでてきた時期です。
卒業後は何を血迷ったか英語も全く関係ないベンチャー企業で働いたりして数年フラフラしていました。
なんだかんだで5年間くらい英語学習から遠ざかっていたでしょうか。
ひょんなことから、家庭教師や英語を教える仕事をメインですることになりました。
改めて英文法の事項を総復習して、忘れていた英単語を頭の奥から引っ張り出してきました。
そして、人に教えることでより分かりやすい説明を意識し、繰り返し修正をしていきました。
そんな中から生まれた、英語学習法をレベルや目的別にお伝えできればと思います。
あなたの英語学習が実を結ぶ日を信じて。