中学英語 3日で攻略

3日で英語を得意科目に

私の英語学習歴(前半)

はじめに、私の英語学習歴をお話しします。興味があれば。

地方都市ですくすくと育った小学生時代。なんとなく『英語が話せたらカッコイイかな』と思っていました。
高学年になると公文式の英語を始めましたが、作業っぽさが嫌になり、通っていた割に力はつきませんでした…。この頃から強制されることが苦手な自由人の素質が見えています。
中学生になり授業で英語が始まりました。基本的に真面目な優等生だったので、英語に限らず勉強は得意で、定期テストも90点以上が普通でした。
しかし、この程度で勉強(英語)が出来ると勘違いしていた私に挫折ラッシュが訪れます。まず、中学3年の時に海外の中学生のホームステイを受け入れました。せっかくなので英語で話しかけてみるとthinkの発音が出来ていないと鼻で笑われました。『嫌な奴』という印象を持ったことは記憶しています。
それはさておき、このとき発音の重要性は感じました。しかし中学でも発音の授業はなく、そもそも英語の先生の発音が子供でも分かるぐらいジャパニーズイングリッシュだったので、仮に聞きに行っても教えてもらえなかったでしょう。
そして中学生活も終わり、無事に高校に合格すると、次なるショックが待っていました。自分で言うのもなんですが、それなりの進学校でしたので、中学とは違いそれなりに優秀な同級生がいます。その中には帰国子女の子が何人かいました。(今では珍しくもありませんが…)
さっそく英語の発音を習得したかった私はその同級生にどうすれば良いか聞いてみました。しかし、バイリンガルとして英語を習得している彼らは無意識に英語を発音しているので、人に教える方法が分からないようでした。
たしかに今考えれば当然です。例えば日本語で『りんご』はどう発音するかと言われても論理的に説明できる日本人は少ないはずです。
ちなみにその時も、hotとhatの違いが分からずに苦笑いされて、少し英語が嫌いになって終わりました。(笑)
次に留学すれば英語がペラペラになると信じて高校の語学研修に参加しました。イギリスで2週間。結果は…如何に英語が話せないか、を思い知らされるだけで終わりました。レストランでは基本的に頼んだものが来ない。(カレーはライスなし、コーラがコーヒー)が、文句も言えず。バスは先に行き先を告げて料金を払うシステムでしたが1度では降りるバス停名が伝わらない、など初海外に悪戦苦闘でした。
そして帰国してからは少しイギリスにカブれ、しかし英語が出来ない状況に『自分も帰国子女だったらなぁ』という無意味な現実逃避をしていました。(笑)
そして大学受験の時期となると、なんとなく英語関連の学部を志望しました。
センター試験の英語では満点近くとれましたが、英語専攻としては力不足で志望校には見事に玉砕。なんとか英語で講義を行う国際経済系の学部へ進みます。
改めて英語学習に関して自分が挫折と遠回りを繰り返してきたことか…。
そして、大学でも挫折します。
もともと英語関係の学部志望だったので、国際とついていても経済学部の英語レベルなど大したことないと考えていました。
しかし、入学時の英語テストでは中の下レベル。TOEIC900点以上の強者や帰国子女もゴロゴロいました。自分はそのころ初めて受けたTOEICは550点程度だったと思いますので彼らとは雲泥の差です。
そして思いの外、この大学は『英語至上主義』でした。
授業では英語のプレゼンテーションが多くありましたが、『君は(発音が変で)何を言っているかわからない』とネイティブの先生に言われ、プレゼンが怖くなりました。大学1年の前期です。
夏休みに入ると『このままでは卒業できないのでは?』と不安になります。(結果的にはそんなことはないのですが、この不安感が成長に繋がったと今では思います。)
そして、夏休みに『発音の矯正』を目標にテキストを買い込むと家に引きこもります。(笑)
発音のテキストを片っ端から読み漁り、発音記号を覚え、発声トレーニングをし、今まで間違えて覚えた単語を正しい発音に直していきました。
夏休みの2~3ヶ月間をかけて、the やcatから始まり約5000単語を修正しました。
これは本当に重要なトレーニングでしたので、詳細は後日『発音トレーニング』としてまとめたいと思います。

長くなりましたので、一旦ここまでとします。後半は挫折から希望?に!
お楽しみに。